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2008.03.14

おいしいコーヒーの真実

コーヒーをめぐるアンフェアトレードの現状と、それを打開しようと奮闘するエチオピアのコーヒー生産地のリーダーを追った映画『おいしいコーヒーの真実』の、プレスとフェアトレード関係者に向けた試写会にいってきました。(5月末より渋谷アップリンクで公開)

Cofe

かなり興味深い映画で、夢中になってみてしまいました。このチラシのビジュアルデザインが秀逸で、気に入っているのですが(SWcから近々タイアップグッズを発表します!)内容とよく響き合っています。コーヒーを作っている南の国からみたら、北の国のコーヒーをめぐる文化のなんと薄っぺらで滑稽なことか。毎日スターバッ×スでコーヒーを飲んでよい気分になっているみんなの、頭をぐるりとひっくり返すような真実が、世界を縦横無尽に、はっとするような映像で繰り広げられます。

6月10日(火)夜には、エクアドルのコーヒー生産者のリーダー、森の男カルロス・ソリージャさん、弊社役員でもある辻信一さん、そしてなんと、アップリンク代表の浅井隆さんと一緒に、コーヒーを飲みながら、映画のこと、エクアドルで「フェアトレードコーヒーが森を守った」もうひとつの真実について、語り合うイベントを開催します。

浅井さんはコーヒーが飲めないそうですが、アップリンクのカフェ『タベラ』では、映画『コーポレーション』のあとで、コーラをペプシに買えたり(意味があるのだろうか?)、SlowWatercafeのナマケモノコーヒーを美味しく出してくださってます(6/10は、uplink鎌田さんの手落としドリップが飲めるかも!)。世界のいろんな文化をみてきた3人の面白いおじさんたちから、どんな話が飛び出すか、いまからワクワク、乞うご期待!なので、大分先ですが告知。

Uplink×SlowWatercafe 映画&トークイベント

トールサイズのコーヒー1杯330円。コーヒー農家が手にする金額3〜9円。
あなたが飲む一杯のコーヒーから、世界のしくみが見えてくる。

『おいしいコーヒーの真実』

南米エクアドル、ナマケモノとハチドリの森を、コーヒーのフェアトレードで守った、
カルロス・ソリージャ氏を招いて。コーヒーで世界を変える、もうひとつの真実。

日時 6月10日(火)19時『おいしいコーヒーの真実』開映
           20時半 コーヒーが森を守った!トーク 
場所 アップリンク 渋谷宇田川町37-18 03-6821-6821 www.uplink.co.jp
主催 アップリンク、スローウォーターカフェ www.slowwatercafe.com
協力 ナマケモノ倶楽部
出演  辻信一氏 環境運動家/文化人類学者 
    カルロス・ソリージャ氏 環境保護団体DECOIN会長
   浅井隆氏 アップリンク代表
入場 定員80名 予約2300円 当日2500円 (トークのみ1000円) 
         映画代、フェアトレードコーヒーまたはチョコレート付き
*スローウォーターカフェによるエクアドルフェアトレード商品の展示販売もあり。

お申し込みは、お名前、連絡先(電話)、人数を、factory@uplink.co.jp まで。


Tabecof
Sheff
担当の神田さん、鎌田さんと、美味しい楽しいランチ。2人とも小さい頃はお家に有機菜園があったというスローな生い立ちなのに、今はごはんを作る時間もあまりなく映画を広める日々。ああ、私もがんばってコーヒーを売ろう!

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Comments

この映画おもしろそうですね!先日知り合いから「中国やインドはフェアトレードで貧困から脱出したのか?そうではないはずだ」と論戦を挑まれ、どう反駁したらよいのか結構悩みました。いまも考え中です。その答えがこの映画やトークイベントにあるかもしれませんね。

Posted by: 岡田純 | 2008.03.14 at 11:34 AM

またまたおもしろそうな映画がでましたねsign01
観たいなぁ。
タイアップグッズも楽しみcat

昔、「ジャマイカ楽園の真実」(原題LIFE&DEBT)という
 映画の監督ステファニー・ブラックさんがお話していた
 ことを思い出しました。

ジャマイカといえば、“珈琲の王様”ブルーマウンテン。
このブルマン、日本が90%以上を輸入しているんだそう
 ですね。
かの有名な上○珈琲が独占的に管理しているんだとか。
あんなに高いブルマンですが、例に漏れずコーヒー農家が
 手に入れるお金はごく僅か。
しかも、労働条件は劣悪。

このことは、是非日本の人たちが調べてほしいと監督さん
 はおっしゃっていました。

ウチでも近日、ハチドリコーヒーがメニューに入ります。
みんなで森を守るコーヒーを飲みたいものですねcafe

Posted by: cafe de Akuta | 2008.03.14 at 07:52 PM

岡田さん、akutaさん、おもしろそうでしょ。アースデイマーケットでも、みんなあのビジュアルがかわいい、観てみたい、と反応がよかったですよ。
岡田さん、今日は経理のチェック、ありがとうございました!「中国やインドはフェアトレードで貧困から脱出したんではないではないか」という意見。そのとおりだと思います。中国も、インドも、そして日本やアメリカもみんな、もとをたどればトレードはみなフェアトレードだったのに、いつからか、フェアトレードじゃないことで『お金持ち』になってきてしまった。資源が無尽蔵にあるという、間違った前提のもとでの、人のつながりよりも効率を重視した、経済の上での『発展』。その結果、鉱物を掘り起こし森を壊し、トンネルを掘って水源を枯らし、お金を生み出し続けるために毎日満員電車と小さな部屋を往復する、そんな暮らしを手に入れたんだと思います。そういう、GDPを上げるためだけの発展ならば、戦争のために武器を売り買いし、途上国に無理に貸し付けをしていたって実現できます。
私達がやりたいのは、単に利益を上げて『途上国を貧困から抜け出させる』ことではなく、つながる一人ひとりの人々(作り手はもちろん、お客さん、スタッフ)の暮らしを豊かにすることです。その『豊か』は、お金の価値ではかる豊かさではなく、土や森に寄り添う安心があり、国内の近くの人たちとのつながりを大事にし、お金よりも命を大事にできる社会のこと。これはエクアドルだけでなく日本側の私たちにも言えることです。
私たちはエクアドルで、環境破壊から森を守り、地域の持続可能な資源を人の手で育てることを決めた人たちと商品をやりとりしています。それは、彼らのビジョンや政策が、私たちが失ってきた、本物の安心や、こういう風に暮らしたい、という理想をつらぬくものだったから。それがかっこいいと思えたからです。お金ではなく、森を守ることにつながっている。貧困から抜け出しながら、『発展』のその中身を問い直し、一緒に考えていける、ということが、フェアトレードの大事な要素だと思います。
エクアドル、SWC商品の産地で、自然や文化の多様性を守る政策を打ち出している先住民知事のアウキ・ティトゥアニャさん、何を守るフェアトレードなのか、それはお金じゃなくて、森(=人々といろんな生き物のいのちのつながり)だと教えてくれるカルロス・ソリージャさんが、今後次々に来日します。岡田さん、是非そのお友達を連れてきてください!akutaさんも!!

Posted by: ami | 2008.03.21 at 10:36 PM

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Tracked on 2008.04.10 at 08:02 AM

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