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November 2006

2006.11.28

i viva ! エクアドル大統領

バナナ富豪のノボア大統領をたおし、自由貿易協定に反対するコレア大統領が誕生!?

Correa

コレア氏が勝利   エクアドル大統領選
 【カラカス27日共同】エクアドル大統領選は27日深夜(日本時間28日昼)までの開票作業の結果、反米左派のコレア元経済・財務相の勝利が決まった。ロイター通信が伝えた選挙裁判所(中央選管に相当)の中間集計(開票率86%)によると、コレア氏の得票が69%、右派の実業家ノボア氏が31%。 激しい対米批判で知られ、コレア氏と親しいベネズエラのチャベス大統領は27日、「仲間が増えた」と祝福。エクアドルとの関係悪化が懸念される米国の駐エクアドル大使も祝意を伝えた。(毎日新聞 2006年11月28日 13時18分)

 ベネズエラや、ブラジルに続いて、エクアドルも。南米が、面白いことになってきました !

今年、スローウォーターカフェのチョコレートの入荷が遅れたのは、自由貿易協定の交渉が中断したことで、アメリカへの出荷を待っていた大きな企業の荷物のヨーロッパへの出荷がピークになり、スローウォーターカフェとサリナス村のような小さな貨物の予約が一方的にキャンセルされたためでした。でも、自由貿易協定が締結されなかったことも、今回の大統領選の結果も、エクアドルで森を守りながら自分たちの手で暮らしをたてようとしている生産者のパートナーたちにとってはよりよい社会を作る流れです。

関税率のところでも書いたけれど、米国はじめ「先進国」の推進する自由貿易協定の"自由"とは、名ばかり。「途上国」の環境を破壊してエネルギーや原材料を安く手に入れるためのわがままです。今回当選したコレア首相は、天然資源に関して、外国や多国籍企業の参入を受け入れず、国家内管理するという政策を打ち出しています。

私たちはエクアドルとのフェアトレード専門の商社だけれど、普段はエクアドルの旗とか、国としての「エクアドル」を意識することはあまりありません。いろんな顔が見える、一つひとつの地域や、森のつながりのような感覚を持っています。資源の管理も、「国家内」から、さらに、その土地の現在や未来が良く見える「地域」へと、さらに移項していけばよいと思っています。コレア氏の今後の政策に期待。

「花でできた首飾りを想像してご覧なさい。きれいな花が並んでいる影で、その花々をつなぎとめている目立たない糸がある。このひとつひとつの花が人々で、彼らが主役です。そしてそれを裏で支える糸の役目をするのが国家の仕事です。」 マハトマ・ガンジー

さらに詳しい新聞記事は以下!

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2006.11.24

Gift for BND

買わないための、ハチドリ印ズーニーセット ¥4700

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自販機を使わズニ、もちあるくほっそり水筒orSIGGボトル(¥2500)と、割り箸を使わズニ、もちあるく森のお守り(¥2200)のセット。エクアドルのサイザル麻袋と、エクアドルの布で作った、ぶち切れたコンセントついています。BuyNothingDayなんにも買わない日11/25〜12/25までの期間限定。買い物熱で熱くなる地球を冷やす、ギフトセットです。それぞれの商品詳細

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BuyNothingDay無買日 リヤカーに膳タクロース

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11月25日はBuyNothingDayなんにも買わない日。クリスマスシーズンに向けて、加熱していく街を冷やす、膳タクロースの日です。こんな日に、SlowWatercafeは”フェスティバルEarth Beat”というイベントに出店。チョコレートや雑貨を売りに行ってしまいます。少しでもその罪を償うために考えました! なんと、明日、ガソリンも、切符も、買わズーニー行きます。

GNHのイベントでは、ブータンのジグメさんが、「車より馬の方がいいじゃん」てことを言っていましたが、SWcは、『リヤカー』という道具に目をつけました。「近いからリヤカーとかでも行けそうだしね」「なんかそれ楽しそうだね」「ちょっとエコだね」、という会話を展開してたと思ったら、スタッフそれぞれサクサク準備をしてゆき(貸してもらえる場所を探したり、出店場所に止められるように交渉)、結局、今下町のある人の所に、借りに行っています。

エクアドルでは、伝説のマリンバ奏者、パパロンコン爺が、雨の中、待ち合わせ場所に、雨がぱらつくなか、若者の引くリヤカーに乗って現れました。SWcの真由美さんは、小さい頃、リヤカーに傘の骨とか、ゴムの切れ端とか、いろんなパーツを乗せて近所にやってくる修理屋さんの思い出を楽しそうに語っていました。うちのハウスメイト、グラフィックデザイナーの渡邉文さんは、はじめての引越しはリヤカーでしたそうです。そういえば、石焼き芋も、トラックよりリヤカーの方が不思議と美味しそう。

ここまで書いたら、リヤカーを貸してくれたムラマツ車両のおじさんから、「太田さんと熊谷さんはもう着きましたか?暗くなってきたから大丈夫かと心配になって。」と、電話がありました。帰ったら電話すると伝えつつ、道路を歩いている2人のことを考えます。リヤカーなんて寒いし、車よりもずっと不便なはずが、なんだかいつものイベントよりもずっと楽しそうに準備している真由美さんとくま子、なんだか膳タクロースっぽい。

今ふたりが帰ってきて、辻さんがメキシコ土産にくれたホットチョコレートを飲みながら、ムラマツ車両に到着の報告電話。「これしていきなさい」と手袋をくれたり、「どうしても無理になったら電話しなさい」と言われたり、両親のようだったそう。そして、ムラマツさんでリヤカーを買って、アフリカや米大陸を旅して(しかも滝に落ちたりして)いる男の子たちの武勇伝(?)を聞き、「身長190cmもあるのよ。どうかしら?」と勧められてしまったそうです。

リヤカーは、人が乗っても軽々と引けて、びっくりしたそう。明日はそこに、素敵な商品を沢山乗せて登場します。ね、それなら、ま、売ってもいいか、って思ったでしょ?!
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Reyaka3

Muramatsu
ムラマツ車両のおじさんとおばさん  リヤカー博物館

Fastival EarthBeatについてはこちら↓

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2006.11.23

cafe ano

Cafeano

青山で営業のかえり、お昼ごはんを食べ損ねて、cafe anoへ寄った。11/23祝日。冬の装いを深め、ひんやりした街を楽しんでいる人たちが、次々に扉をあけて入ってくる素敵なカフェ。ブランボラーク(チェコ風じゃがいものお好み焼き)とチェコビールとチェコの4種類の焼き菓子が美味しいお店ですが、SWcのコーヒーを扱ってくださっています!

私は、秘密の奥の部屋で、リゾットと麻の実カフェオレをいただきました。ミルクを入れてもコーヒーの香ばしさが消えないと、好評だそう!
cafe anoは、渋谷一丁目にある、東京で唯一のチェコレストラン&カフェ。たまにライブもあって、この前はキューバジャズを聞きにいってきました。都心の一等地にあって文化の匂いのする佇まいも、チェコ人のシェフが作るお料理も、飛び交ういろんな国の言葉も、マリオネットや、バラバラなのにバランスがとれている机とイスも素敵。2階には、友人の木村麻紀さんが働く、来週創刊のオルタナティブなビジネス雑誌、『オルタナ』の編集部があります。

Cafeano_1

そして、メニューの美味しそうなコーヒーとおじさんの絵が気になって聞いてみたら、イラストを描いているのは、実はスタッフでもあるイラストレーターの榑松さんなんだって。是非、この期間にお店に行きたいと思いました。

青い鳥 Looking for the blue bird
榑松雅紗さん 12/7〜12/28 
cafe ano


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2006.11.18

いい音のするチョコレート

ライフスタイルフォーラムでは、SWc太田真由美さんが、チョコレボ!のトークイベントに出演。8月に行ってきたばかりの、カカオ産地、チョコレート工場、ニットの生産者たちのお話をしました。

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2006.11.17

チョコレートレボリューション

カカオ貿易の問題点について

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学校からの帰り道に板チョコレートをペロっと一枚食べるのが楽しみだった大学生のとき、新聞のニュースで、こんな話を読んだ。

 西アフリカ、ギニア湾で子供ばかり(10歳から14歳)227人を乗せた舟が行方不明になった。船は奴隷船ではないかという疑惑が持ち上がった。沿岸の国々はこの船が自分の国の港に着くのを禁止したため、船は近海をさまよい、1週間後、出発地ベニンの港町、コトヌーに戻ってきた。そのとき、当初227人だったはずの子供が23人に減っていた。残りの200人は海に捨てられたとも、沿岸で下ろされたとも言われている。その後の調査で、船に乗っていた子供たちはコートジボワールのカカオ豆農園に売られて送られる途中だったということが判明した。(2001年4月13日)世界のカカオ豆の7割はアフリカで、4割は、コートジボワールで作られている。

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2006.11.16

パルシステム

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うちでも宅配をとっているパルシステムのカタログ"kinari"に、SWcのフェアトレードチョコレートシリーズが載りました!宅配のあった火曜日、私は、風邪っぴきで会社を休んで家で仕事していたところ、お兄さんがお届けにきた!決定的瞬間を見ることができました!エクアドルの作り手たちに、この写真届けよう。(会社、ずる休みしたわけじゃないよ。)
首都圏コープは、有機野菜や牛乳や卵の産直を始めとして、本物の味や食の安全をお届けしている生協のネットワークです。緑の牛、こんせんくんが目印。

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←一緒に住んでいるもう一つのカップル、北&文(武術一家)。こんな子供みたいに早速チョコを食べちゃっているけど、このあいだ、教育基本法の改悪を反対しに、はじめて国会議事堂に行ってきたんだって。

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ミンガー最後に魔法を吹き込む人たち

SWcのチョコレートは、直接つながるエクアドルの産地の3つゆびハピネスでできている。まずはカカオを育てる人(そしてカカオの森に棲むいろんな生き物たち)、それをチョコレートに加工する人(最後に一つひとつ包む人たちまで)、そしてニットケースを編む人(そしてその家族たち)。実は、こんなに手間(つまり愛)のかかったチョコレートに値段をつけて売るのは難しい。そこで、3つゆびハピネスを可能にしてくれるのは、ミンガに参加してくれる、働きもののナマケモノたち。
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2006.11.14

地球食

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*竹村さんたちの作った地球儀では、渡り鳥の飛来や、クジラの回遊ものぞけてしまう。

11/1、竹村真一さんの『地球食』シリーズ@大手町カフェに、参加してきました!私たちは何をどのように食べているのか地球規模で考えるトークシリーズ。私は現在のチョコレート貿易の問題や、それとは違うつながりで作っているフェアトレードのチョコレートの話をしました。他の方々のトークも、とても勉強になる充実した時間でした。

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2006.11.13

あすいろ:フェアトレードとGNH

ナマケモノ倶楽部で、GNHキャンペーンがはじまっている。(SWcからの依頼で、水筒にくっつけるのを最初のきっかけに、ハチドリマークを考えてくれたマイケル・ニコルも来日します!)SWcは、GCH(GrossChocolateHappiness)を上げることと、ライフスタイルフォーラムで、SWcのつなぐHappinessな瞬間(産地からお客様まで)の写真展示をすることで、このキャンペーンに参加します。

そして、キャンペーンまっただ中の11月18日は京都自給ネットの『収穫祭』に出店。ここで、超ハイGNHなフェアトレードショップ、あすいろさん(SWc商品を取り扱い予定)とコラボ出店をします。あすいろさんの5つのGNHは、、、

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2006.11.09

Ajichocon

このチョコレートには、LOVEが大量に含まれています。食べ過ぎると恋に落ちやすくなります。ほどほどにね。

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2006.11.04

関税率

税関に行ってきた。商品を輸入するときにかかる税率は、例えば布の薄さや用途、例えばある食品中の砂糖の量によっても異なり、気が遠くなるほど細かく仕分けがされている。それらは毎年変わる厚さ10cmくらいの分厚い辞典にまとめてある。私たちSWcスタッフは、通関を業者に任せず自分たちでやる(多分フェアトレードメーカーの中でもめずらしいと思う。)んだけど、その際の一つの楽しみが、関税率の表を見ること。気がつくと、関係ない品目をひいている。そこに、日本をはじめ、いろんな国のいろんな思惑が隠されているから。

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2006.11.02

羊時間 メエー

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アースガーデンはよく晴れ、みなさんにお会いできてとても良かったです。これまで白(無漂白)、黒、灰色の三色展開だった、アンデスの編みぐるみウーリーシープに、SWc真由美さん企画のカフェオレとライトグレーが加わり、大人気でした!

さて、現在、岩手の羊飼い、山本実紀さんが、展示会にいらっしゃっています。実紀さんは、15年ほど前から、国産サフォークという種類の羊の毛を使って、靴下をつくり販売しています。あったかくて素朴な、雪柄と無地の靴下、私も愛用しています。靴下嫌いで有名(悪ガキ?)な相棒の真由美さんも、実紀さんの靴下は気持ちがよいとお気に入り。(しかもその靴下を履いていると実紀さんから電話がかかってくるから不思議。)

ウールって、毎年出る、羊からの贈りもの。でも残念ながら、現在、洗って、そして紡ぐ、といった沢山の手間がかかるウール素材のほとんどを、日本は海外からの輸入に頼っています。毛を洗ってそのまんま使えるような「ふとん」にさえ、外国産のウールを使っているという状況です。そんななか、岩手の山の中に、国産サフォークの紡績糸からウールの日常着をつくる山本実紀さんのお仕事と暮らしがあります。たまに『羊時間』というお便りが送られてきて、羊の視点からのハッとするような、そしてものごとを何度も"反芻"するような丁寧な世界の見え方を分けてくれます。今週末は、"羊時間"に触れに行ってみたいと思ってます。(SWcの象牙椰子タグアのボタンも扱っていただいています!)みなさんも、是非。

なるべく近くでとれるモノで暮らすこと、今あるつながりをフェアトレードにしていくこと。その両方に軸足を置いて、「メエー」と鳴いてみる。足下はぬくぬく。

羊時間 山本実紀  サフォークの紡績糸からウールの日常着 くらしの中にウールのあたたかさと機能を
2006年10月31日から11月5日 12:00から19:00 最終日は16:00まで
@ Galerie Malle
渋谷区恵比寿4-8-3 03-5475-5054

チュニック ケープ オーバースカート くつ下 
「羊時間」につながる道具や本など
制作協力:杉山美紀 

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