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2006.10.26

エクアドル カルロスさんの家の事件

SlowWatercafeの、サイザル麻カブヤと無農薬コーヒーの作り手の住む
インタグ地方で、環境運動のリーダー、カルロスさんの家が襲撃される
事件が起きました。カルロスは、鉱山開発の代替案としてのコーヒーの
森林栽培を提言し始めた人であり、そのパートナーのサンディーは
サイザル麻カブヤの産業を、最初に女性たちに提言し育ててきた人です。

*状況の説明と、大使館へのレター送付のお願いがあります。

 

エクアドルの鉱山開発問題に正面から立ち向かうカルロス・ソリージャ氏
の自宅が、鉱山開発の者と思われる男たち10名ほどに襲われました。

カルロスの自宅は、インタグの森の中にあります。車道から歩い
て50分ほど行ったところの平地に、その小さな家は建っています。
所有地は、500ヘクタール。その大部分は、原生林で、彼はそこを
保護区とし、その森を守っています。居住地である2ヘクタールほど
の土地でカルロスは、コーヒー、パイナップル、豆、ねぎ、フルーツ
類などを育てて、かなり高い率の自給自足の暮らしをしています。
暇があれば、森を歩き、鳥を見るのが楽しみだといつも言っています。
鉱山開発問題対象地であるフニン村からは、車で5時間以上はなれた
場所に暮らしていますが、この10年間、日本政府と企業が、フニン
村で鉱山開発をはじめてからずっとそれらと戦ってきました。そして
その結果、このような脅迫に遭っています。

以下その報告の訳文です。(訳文の後にも続きがあります。)

***

10月17日

今朝、6時半、自称警察と名乗る、ピストルと機関銃を手にし、完全
武装した10名ほどの男たちがカルロス・ソリージャ家に到着した。
ある者は制服を着用し、2名はスキー・マスクをかぶってきた。その
20分後、カヤンベ市から検察官を自称する別の人間が堅く捜索令状を
持ってやってきた。彼らは、ソリージャの家と、ソリージャの元で何
年も働いており、丘の上に住んでいるロベルト・カストロの家を捜索
した。ロベルトは、身分証明書の提示を要求した。しかしそれは叶え
られなかった。カルロスはそのとき自宅におらず、彼の行方は現在わ
かっていない。カルロスの妻のサンディとその息子のマーティンは、
家におり、その警察の男たちが自宅に押し入り、捜索するのを見てい
た。彼らは、カルロスのベッドルームと書斎をめちゃくちゃにした。
マーティンによると、その中の一人は特に凶暴で、マーティン、サン
ディ、そしてロベルトにわめいたり、押したりしていた。リーダーら
しき男は、1時間したところで、ここには見つけるべきものはないと宣
言し、どうやら他に行くところがあったらしく、時間がないのでそち
らに行くよう、仲間に伝えた。ちょうどその時、その一番凶暴な男が
バッグを手に外に出てきて、その中にあった麻薬を指し、それを居間
で、また銃をマーティンの部屋で見つけたと主張した。そこで、この
怪しい警察官たちは去っていった。

その他の目撃者たちは、その朝、サンタ・ロサ(注:カルロスが住む
コミュニティー)にやってきた警察官たちの多数の車のどれひとつに
も、警察のしるしがついたものはなく、またすべての車にはナンバー
プレートがなく、そして一台の赤い車は鉱山開発会社の所有の車であ
るとかいてあったと証言した。また、彼らは、その2日前ほど、アセ
ンダント(注鉱山開発会社)の従業員がサンタ・ロサでふらふらして
いたと証言した。

偶然にも(?)、昨日、イバラの裁判所では、昨年12月10日に起こっ
たアセンダント・コパー・コーポレーションのインタグ事務所の焼き
討ちで、訴えられていたコミュニティーの住民に対しての告訴を棄却
した。しかし、インタグの生態系の防御と保全(DECOIN)の会長のシ
ルビア・キルンバンゴは、鉱山開発会社は、この判決に対して、上訴
するであろうと語った。

現在、私たちは国際書簡キャンペーンを開始しなければなりません。
あなたに、カルロス・ソリージャという一個人に対して、脅迫を目的
とする誤った告訴に対する怒りを、アセンダントの社長のゲリー・デ
イビスに書くよう、お願いします。ブリティッシュ・コロンビア・セ
キュリティー・エクスチェンジにも書いてください。あなたの手紙の
コピーをDECOINの会長のシルビア・キルンバンゴとインタグニュース
ペーパーに送って下さい。(あて先は下記にあります。)
そしてぜひ、関心のある人や団体に送ってください。それから、いつ
もですが、弁護士費用などにかかる経費への寄付も受け付けています。

状況がよりはっきりしてきたら、私たちはどのようなアクションが取
れるのか、また寄付をどのように送るのか詳細を報告します。

敬具、Sylvia M. Seger

ナマケモノ倶楽部では、10月17日にエクアドルで起きた

カルロス・ソリージャ氏個人への脅迫・暴力行為に関して、

エクアドル大使館あてに送付する個人レターの雛形を作りました。

ぜひ遠く離れた日本でも多くの人がこの事件に関心をもち

憂慮していることをメール、ファクスにてエクアドル大使に

伝えていただければ幸いです。

みなさまのサポートをお願いします。

適宜内容は変えていただいてかまいません。

エクアドル大使館
ecujapon@alto.ocn.ne.jp
FAX (03) 3499-4400

〒106-0031東京都港区西麻布4-12-24興和38ビル806号室

---------------

エクアドル大使館
特命全権大使
アドルフォ・アルバレス・ビジャゴメス 閣下

私たちは、エクアドル・インバブラ州・コタカチ郡・サンタ・ロサ地区にて10月17日早朝に起きたカルロス・ソリージャ氏宅への強制家宅捜索と、それに
伴う暴力行為(資料添付*)についての知らせに接し、事態を深く憂慮するものです。

*英語・スペイン語リリース:http://www.decoin.org/
*日本語訳:http://www.sloth.gr.jp/ecua/junin_061017.htm

カルロス・ソリージャ氏はインタグ地区における環境運動のリーダーとして、エクアドルをはじめ国際的に広く尊敬を集める人物です。日本では環境NGOナ
マケモノ倶楽部がソリージャ氏とのパートナーシップの下、これまでエクアドルにおけるエコツーリズム事業、環境保全事業、コミュニティビジネス事業、
フェアトレード事業を展開し、日本・エクアドル両国の国際協力や友好関係の一端を担ってきたことが国内外で高く評価されています。

今回の由々しき事件に対して、貴国の公的機関が今後どのような対応をされるのか、注意深く見守っていく所存です。また、事実関係についての調査、情報の
公開、及び犯罪的な行為に対する厳正な対処を貴国の関係諸機関に強く求めるものであります。対応如何によっては、貴国の信用を大きく揺るがす国際的な問
題にもなりうるということを、ぜひ閣下からも貴国の関係者の皆様にご進言いただければ幸いです。

2006年10月xx日
名前

住所

----------------
他、いくつかの連絡先:

Gary E. Davis
President and CEO

ASCENDANT COPPER CORPORATION
10920 West Alameda Avenue, Suite 201
Lakewood, CO 80226
Tel: (303) 824-0271 Fax: (303) 297-0538
www.ascendantcopper.com
info@ascendantcopper.com

British Columbia Securities Commission
701 West Georgia Street
P.O. Box 10142, Pacific Centre
Vancouver, B.C. V7Y 1L2

Canada

***
 

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Comments

カルロスさんより(11月16日):

 今朝、この出来事が起こってから30日後、裁判官は逮捕状を取り下げた!!つ
まり私はもう隠れなくともよいということだ。この捏造された訴えはまだ続く
が。そしてまた新たに訴えられる可能性はあるが。

 これはすばらしいことだが、しかし一方で、起こってはならないことだ!

 とにかくみんな手を貸してくれてどうもありがとう。そして一息ついたら、こ
れに関与した者たちを訴えるつもりだ。特に、金で雇われ、私や私の友人たちを
荒唐無稽なでっちあげをした者たちを。昨日、この悪夢をしかけたレスリー・
チャップリン(カルロスを訴えていた女性)がフェニックスにいると確認した。

 そして繰り返すが、本当にみんなありがとう。あなた方の証言、手紙、そして
励ましのメールが、この状況下、逮捕状の取り下げにはとても重要であったし、
私の精神を勇気付けてくれていた。

カルロス

***

This morning, 30 days after being on the run, the judge revoked the
arrest warrant!! It means Im free to come and go as I please. The
trumped up lawsuit continues, however, and there could be new lawsuits.

It's great yes, but on the other hand, THIS SHOULD HAVE NEVER HAPPENED!

Thank you all for your hand in helping out. And, yes, as soon as I get
a half a breather, we'll be suing the people involved, but specially the
witnesses they paid for to say the unbeliavable things they said against
me and my friends. Meanwhile, yesterday we confirmed that Leslie
Chaplin, the woman who started all this nightmare, is in Phoenix.

Again, THANKS TO EVERYONE for your hand. Your testimonies, letters, and
encouranging emails were crucial to get the order revoked and to keep my
spritis as high as was possible under the circumstances.

Carlos

***

もう1件。以前、横山さんが報告してくれた、チャルワヤク・バホにおける、ア
センダントの焼き討ち事件の訴えに関してです。(11月16日)

***

今日は、アセンダントにとってとても悪い日だ。

イバラ(コタカチ郡が含まれるインバブラ県の県庁所在地)の高等裁判所が、ア
センダントの、12月のアセンダントの施設の焼き討ち事件の5人の住民に対する
上訴を却下した!!!!

これでこの件は閉じられることになる。彼らは国の最高裁に訴えることはできる
が、時間の無駄だろう。だって、それよりも下位の裁判所で負けたのだか
ら!!!!!!

カルロス

***

VERY bad day for Ascendant and their crooked plans:

I just learned that the SUPERIOR COURT IN IBARRA rejected Ascendant's
appeal in the criminal case involving the five community members accused
of burning down Ascendant's mining camp this past December!!!!

This is the end for this court case, as the lawyer sees it. They could
appeal it to the Supreme court, but itll be a waste of time after losing
at the lower courts!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

Carlos

***

 しかし、カルロスさんは、現在に至るまで、個人的なビデオカセット、個人情
報や写真が入ったCD-ROM、数千ドルの現金、そしてアメリカの銀行のカードなど
盗まれたものを証明することが出来ないでいます。家中をもっと気をつけてみて
みれば、絶対に他にも失われているものがあると思うと言っていました。しか
し、曰く、何より腹が立つのは無くなったもののことよりも、彼らのプライバ
シーがこのような暴力によって侵されたこと、基本的な人権が深く蹂躙されたこ
と、そして鉱山開発の会社が金によってこのような汚い暴力をはたらけることと
言っていました。
 
 このようなことがこれからないとは言えません。鉱山開発反対運動のリーダー
たちは、こういった襲撃を恐れて、自分たちの所在を転々を変えている人もいま
す。鉱山開発反対運動を続けるためには、それを引っ張る強固なリーダーたちが
不可欠です。鉱山開発会社が提供するお金、あるいは脅迫などを前にして、鉱山
開発はインタグという地域に社会的・環境的害をもたらすということを信念とし
てもって活動を続けていくということは、とても難しいことです。今いるリー
ダーたちが今のところにたどり着くまで何年もかかったとカルロスは言います。
でもカルロスたちは戦い続けるといっています。私には何ができるだろう、と無
力感に襲われてしまうこともありますが、できることをやっていくしかないと
思っています。今後もみなさんの協力が必要になります。どうぞよろしくお願い
いたします。

Posted by: ami | 2006.11.25 at 07:32 PM

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Posted by: voiashq kdcb | 2007.08.24 at 12:16 PM

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