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2006.09.12

チョコレートの型

Molde
Molde2
Molde3
*カップのふちについたチョコレートは、洗い流すのがもったいないからお弁当のパンに塗った。サリナスでは、みんなこういうことしたくならないのかなあ?

サリナス村のチョコレート工場。使われているチョコレート型(モールド)は、スイスやイタリアの工場で使わなくなったものの寄付なので、チョコの数によって型の数がまちまちです。昨年企画して大人気だったアヒチョコの型が少なく、工数がかかってしまうので、型を増産してもらおうとしたのですが、現地から連絡があり元型のありかが不明で増産できないとのこと。例えば、途上国に井戸を掘る、などの際にも良く言われますが、現地の人が自分たちの判断で業務を継続したり、あらゆる可能性を伸ばしていく方法まで伝えないと、「助け」になったとは言えないよなあ。

急遽、日本で同じかたちの型を作ろうとしたのですが、JAPON、びっくり、元型をひとつ作るのに、なんと60万円!小規模や中規模の業者が、何か面白いことをはじめることが、とてもできない経済の構造が伺えます。なので、メーカーでこれまでに生産した型のなかから、合うものを選びました。かわいい形のものがあったのですが、こんどはなんと型製造元のカタログのグラム表記が大幅に間違っていました。型屋さんはチョコレートを作ったことがないよう。仕方なく、オフィスのきっちんで一つひとつ、溶かしたチョコレートを計量。詳細な計りがないので卸先の問屋さんに出向いて計らせてもらいました。小数点以下第5位まで見たのは、小学生以来。チョコを手作りでつくったのも、多分小学生以来。

日本で、こんなに真剣にチョコレートの型に向き合うとは、思いもしませんでした。固まったあと、トントンと大きく叩いても壊れない頑丈な型は、石油のおかげ。つまり、何百万年かけて姿を変えたプランクトンが、チョコレートを固めてくれてます。だけど、いつかは、一つの型にこだわりを持ったおじいさんの、木彫りの型なんかで、サリナスのカカオを固めたいなあ。モールドの歴史や文化についても深く知りたい!美味しいものを作るには、より気持ちのこもった道具がいいです。トントントン。

Tecnicos
*こっちは本物。サリナスの工場。おーい!もうすぐあたらしい型が届くよ。

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Comments

やっぱり型のふちに沢山チョコレートが残ってしまうのは、原料の大きなロスで現地でも悩みのたねだそうです。だから、なるべくシンプルで、流しやすい型(モールド)の方がいいんだそうです。

Posted by: ami | 2006.09.30 at 09:50 PM

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