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2006.06.30

エクアドルのツアーと本!

Ecuador_1

ワールドカップでエクアドルが気になった方々、あの黒人の選手たちは、SWcの商品でいえば、象牙やしタグアやチョコレートの原料になるカカオの産地にも住んでいます。でもコーヒーの産地インタグにも黒人ばかりの村があったり、村にひと家族だけ黒人の人がいたりします。そのルーツは、1600年代。以下、SWc役員のひとり、辻信一さんからのメールを転載。

「これには背景があって、もともと、1600年代に奴隷船が沿岸で難破した時、武器をとって蜂起して黒人奴隷たちが、上陸し、そこにもともといた先住民族を従え、(あるいは共存し、混血しながら)、一種の自由国家をうちたてた。こういう例は実はカリブ海を中心に中南米にはいくつもあったようです。マングローブ林や内陸の熱
帯雨林が分厚い壁となって、スペイン植民地時代はもちろん、近代的な国家が姿を現してもなお、エスメラルダスは基本的に「解放区」だったわけで、その後も、一度たりとも降伏したことはない、という誇りが黒人たちのうちには残っているといわれる。」

カッコイイ!学生のとき、この黒人の人たちが集まって住んでいるエスメラルダスという秘境から、マリンバの音楽と踊りのグループBerejuを招いて、日本や韓国をまわりました。私はエクアドルからずっと同行していたので、そのひとり、マリンバ奏者のJuanCarlosにお家や貝ひろいに案内してもらったのですが、真ん中にベッドを置くとそれでいっぱいになってしまっている部屋に、カゴに入って赤ちゃんが居て、小さな台所があってそこに奥さんがいて、ベッドのすぐよこのスペースに、なんとかマリンバ(大きな木琴)が置いてあり、ガラスの入っていない窓からそのマリンバの音が、目の前の路地に流れてゆくのでした。なんてシンプルなんだろうと思ったけど、今思うと、よけいなものがない、というか、すごく好きなものだけにかこまれている家で、鮮やかに記憶に残っています。

目の前の路地では、埃だらけの道を穴を掘って工事している人たちの他は、みんな、ただじっと何かを待つように、道路に座ってたり、誰かと話していたり、トランペットを吹いて踊っていたり。とても貧しい地域なので、ほとんどの森林は伐採され、森を壊してつくられた外国資本のパーム油農園や、果物や大豆のプランテーションが広がっています。仕事を得るには、そういうところで低賃金で働くか、スペインなどに出稼ぎに行くか、軍隊に入るか、または窃盗団になるか、しかない地域です。今のところ私たちは毎年治安が著しく悪化しているこのエスメラルダスに生産地はないけれど、カカオやタグアで、いつかもっと深くかかわることができたらいいな。

エクアドルを知るための60章弊社藤岡も、「フェアトレード」「サリナス」の章を執筆しています。

エクアドルスローツアー9月出発!SWc商品の産地も訪ねます。

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Comments

Normally I don't read article on blogs, however I wish to say that this write-up very pressured me to check out and do so! Your writing taste has been surprised me. Thanks, quite nice post.

Posted by: campervan brisbane | 2015.03.01 at 08:35 AM

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Tracked on 2007.06.08 at 07:38 AM

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