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2005.12.28

WTO

freetradeloresweb図はWorld Development Movementより

20年間で世界のGDPが12兆円から31兆円になったことが表すように、世界の富は、貿易によって大きく増大。なのに、3秒にひとり子供が飢えで亡くなり、アフリカには平均寿命が40歳くらいの国があり、学校に行けない子供たちが沢山居る。先進国の使う大量のエネルギーのために、南の国々の熱帯雨林が今も消えていく。そんな経済を支える貿易のルールなど、ほとんど意味がない気がする。

先日、香港で、世界の貿易に関するルールを決めるWTOの閣僚会議が開催された。2015年までに世界から貧困をなくす、という国連開発目標に向け、世界の貿易の構造を大幅に見直す大きなチャンスだったが、先進国は、農業補助金や市場へのアクセスの改善に着手することを怠り、途上国自身がどう発展していきたいか、を選択し政策を実行できる可能性を閉ざしてしまった。

WTOや各国政府は、多国籍企業の思惑に影響をうけており、先進国による途上国への開発政策が、貿易交渉の要求に変身してしまう。貿易の拡大は、貧富の差をますます広げたり、多国籍企業の参入で環境汚染や、児童労働が問題になったりもしている。会議の会場のまわりには各国の貧困や環境に関するNGOが香港に集まり、パレードなどのアクションや、政策提言などをしていた。

SWcは、南米エクアドルとのフェアトレードを実践している。通関業務なども行うので、関税率とか、特恵関税だとか、貿易の仕組みに触れることが多い。貿易を通して、どう世界に向き合いたいか、自分たちのマイWTO案を作ってみた。

SWcのWTO
1)W=わたしたち(日本とエクアドル)がお互いどんな世界にどうやって暮らしたいかを話し合い、仕事の中にその世界を実現しながら作れるモノを、顔の見える関係で取引する貿易を続けていく。2)T=途上国への開発とか医療とか教育だとかの言葉尻のみにだまされないで、実際に開発政策が何をもたらしているのかを自分の頭で考え、提言していく。3)O=お金(GDP)だけではない豊かさの指標を示し、今の貿易システムに支えられている自分たちのエネルギー消費のあり方やライフスタイル全般を見直していく。

まず、できることとしてカカオの貿易について調べてみた!南米はカカオの原産地。エクアドルにも美味しいカカオがある。そのカカオを、アメリカやヨーロッパのチョコレート会社がチョコレートにして、世界に売っている。エクアドルもそれを買っている。でも、エクアドルがチョコレートを売らないのはなぜ?アメリカよりもずっと安く、しかも「本物」のチョコレートが作れるはずなのに。こちらから

参考;国際青年環境NGO A SEED JAPANの政策提言「2015年までに1日1ドル未満で生活する人口比率を半減させる」という国連のミレニアム開発目標(2000)に向け、WTOの開発政策を見守っている。

参考;経団連によるWTO香港閣僚会議に向けた緊急提言

参考;アニータ・ロディックの意見

参考;ネルソン・マンデラから世界のリーダーたちへの手紙

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